メニュー
イベント
マダムおすすめ
マップ&クーポン
シェフの紹介
レストランの紹介
料理教室
お取り寄せギフト
ケータリングサービス
ブライダル
スタッフ募集

マダムのオススメブログ

フランス料理に命をかける!?

今回のマダムのオススメは一冊の料理本です。

この度、旭屋出版から発売されました「革新フランス料理」という本です。

実はこの本はシェフが料理を掲載させて頂いたことで知りました。

当シェフが掲載されているかどうかは別にしても、この本の中で、フランス料理の古典的なレシピや、伝統的な技術を学ぶことが、未来の革新的な料理に繋がるという、「伝統と革新」をコンセプトに書かれていることは、私には大変興味深い内容であります。

またエスコフェの古典レシピを知ることや、現代のフランス料理の巨匠、アラン・デュカス氏の語る言葉は、私達フランス料理に携わる者には大変役立ちます。

この本はフランス料理に携わる方、主にプロ向けに書かれていますが、特に若いコックさん達にオススメしたい一冊です。

きっと皆様の料理を作る上で何かのヒントになる一冊です。

そして今回、当シェフは、フランス料理の技法を使った、新キュイジーヌ・マンスール料理の数皿を紹介させて頂きました。

キュジーヌ・マンスールは以前紹介させて頂きましたが、まだあまり知られていない新フランス料理で、簡単に言えばフランス料理のテクニックを使った、低カロリー料理です。


 

これをシェフがさらに一歩進んで、体の中から健康を養うという、東洋的な思考でとらえた「医食同源」をフランス料理にとらえたもの、それが新キュイジーヌ・マンスールです。

今回、この掲載が出来上がった時、私には感慨深いものがありました。

それは昨年、一昨年とアキレス腱の怪我で入退院を繰り返し、集中して料理に打ち込めることができず、2番手のスタッフが調理するのを、松葉杖をつき、唇を噛みしめながら横で指図している姿が長くあったからです。

シェフの復帰に向けては、多くの病院の先生方がチームとなってサポートして下さいましたが、そんな中でも、シェフの、自分に課せられたこの苦境には何か意味があるのではないか。

という質問にも、多くの先生方が、医療の間点からの食の講義などに参加させて頂く機会を与えて答えて頂きましたことには、どれだけの感謝の言葉を申し上げても足りません。

もともとフランス修行時代、三ツ星のミッシェル・ゲラールで知った、キュイジーヌ・マンスールを、今回、苦境をきっかけに、東洋人の為の新マンスール料理として、紙面としてご紹介させて頂きましたことは、シェフの今後の料理人人生に、もう一つの道が生まれたように思えます。

私はこの本の中でのアラン・デュカス氏の一言に目が止まり、ある事を思い出しました。

それはずっと前のこと。。。

ある日厨房からシェフの怒鳴り声が聞こえた。

「オレはこの料理に命をかけているんだ!」と若いスタッフに怒鳴っていた。

そのスタッフが何をしたかは覚えていませんが、よっぽどの事だったに違いありません。

でもその時私は、「料理に命をかける?大げさな。。。」と思った。

そんなことはすっかり忘れていた私が、この本の中でアラン・デュカス氏の一言にハッとした。

氏は本の中でこう語っています。「料理人は汗をかき、料理に命をかけろ。」と。

<前   次>